黒島・女瀬ノ平瀬のクロ釣り
新しい年を迎え、例年になく厳しい寒さと吹き荒れる季節風の合い間を縫って「99アングラーズ」のグレ釣りの名手「原田シケの神」と、これまた新年早々五島椛島で1.6キロの大型クロをゲットした田中氏がもうそろそろの期待を込めて2月3日に佐世保港外・黒島の「女瀬の平瀬」へ釣行しました。

1月中は異常水温のせいか今年はバリが多くクロは殆ど上がっていない状況でした。結果、数はまだ少ないもののなんと田中氏が1.4キロ・萬屋氏が1キロオーバーと大型のクロが2枚も上がりました。
その後も朝マズメには1.2キロクラスを中心にまたポイントも平瀬は勿論、根谷の各磯でも1.4キロ〜キロオーバークラスが連続して上がり始めました。

チャンス到来・・!とばかりに2月6日(木)、私と原田シケの神を中心にグレッグス宮西・インターライン沖田・電動リール小宮の5名で平瀬を目指しました。
ところが釣師にあるまじき不精物揃いのメンバーゆえ全員早起きが苦手、結局瀬渡し基地である臼ノ浦の「石井釣センター」に集合したのは午前10時であった。
こんな調子では釣れる訳もなくこの日は夕方6時過ぎまで頑張ったにも拘らず私が夕マズメに釣った足ノ裏級が唯一の釣果でした。(朝から上礁していた3人組も釣果無し)

ボウズを喰らうと意地になるのが釣人の性で、リベンジに燃えて今度は2月10日(月)私とグレッグス宮西・前回キロクラスを釣った萬屋イシダイ師の3人で午前11時に石井釣センターに集合、今日は平瀬には朝から3人上がっていたが3時回収らしいので北側で時間を潰すつもりで平瀬に上がり、先客に挨拶に行くと朝マズメに1.2キロが上がっていました。

仕掛けは大型の1発に備えて、竿はかなり古いが「ダイワメガフォース磯の1.5号」、リールはダイワ「トーナメントX2500LBC」、道糸「サンラインビジブル2.5号」、ハリス「サンライントルネードVハード2号」、針「がまかつ競技グレ6号」、ウキは最初は全遊動で探りたいので「釣研円錐EXのオレンジM−G2」をセットしました。

ポイントは3人でジャンケンし勝った私が先客に承諾を得ていた「猿の腰掛」へ、あとの2人は北西風を避け南側へ散ってゆきました。さて、女瀬の平瀬は話には聞いていたものの来てビックリ・・去年の台風で水道の高岩が崩れてなくなっていました、また猿の腰掛けも目印だった岩がなくなりシズミに立っていたポールもなくなっていました。撒き餌を打ちながら釣り開始、今日は2時が満潮で現在上潮がいつもよりゆっくり右から左へ動いている。手前、沖、右、左と探ってみるがアタリ無し、やがて満潮から下げ潮へと変化する時間だが今日は下げが右に流れない。ダラッとした感じでふらつきながらやや左手へ動いているがクロの気配は全くなし、やがて朝からの3人組も帰り萬屋氏が船付へ、宮西氏が南東のスベリへ移動したが全員釣果無し、ただひたすら仕掛けと撒き餌を打ち返す状態が続く。

4時を過ぎ、仕掛けに「釣研グレスポットG2」を加え当たりウキとする固定2段に変更、夕マズメを待ちます。
5時を過ぎた頃、潮が変化し潮目を立てて右沖に流れ始めたら早速当たりがあり、本日第1号の800g位の尾長が・・それから連続して4枚釣ったところで撒き餌が終了、本日の納竿としました。結局3人で同型を仲良く5枚づつの釣果でした。

〈渡船〉小佐々町臼ノ浦 石井釣センター0956−68−2993

「根谷のハナ1・2番」


「根谷のハナ3・4番」


平瀬
(水道の船付け付近)


今日の釣果
(最大800g)