上五島・帆揚瀬のイシダイ釣り

私の現在の釣りは年間を通して石鯛釣りを中心に釣行を行っております。根性のある石鯛マンは暑い夏や雪のちらつく真冬でも石鯛竿を振っておられると聞きますが、根性無しの私めは上物釣りの感触も忘れがたく、石鯛が比較的釣れる確立が低くなる真冬の1月から2月にかけてグレ釣りを、そして3月から4月はチヌ釣りを楽しんでいます。こんなことだから石鯛釣りの腕が上がりません。また、フィールドも五島列島を中心に大瀬戸や平戸、江ノ島平島など釣り情報に振り回されあっちフラフラこっちフラフラと釣り回った結果惨敗に終わったのが昨年〈H12年〉の釣りでした。さて今年は・・・と年頭に目標として「サイズ60センチオーバー」「枚数二桁以上」「フィールド五島列島」と余り具体的にすると後で引っ込みがつかなくなるので大まかに決めて取り組もうと思っています。

上五島・美郎島のイシダイ(H13・6・28)

例年、五島列島の石鯛釣りは3月頃から始まるのっ込みでスタートします。上五島の名礁「白瀬灯台」や「沖の黒瀬」を筆頭にビロー島、倉島周辺海域で石鯛の数釣りが出来るのがこの時期です。餌は赤貝は撒き餌に使う程度でヤドカリを中心にサザエやガゼウニを予備餌として使っています。仕掛けは場所にもよりますが宙吊り仕掛けが中心でたまに遠投するくらいです。

中五島・有福の平瀬のカンダイ

夏から秋にかけてはアラ釣との兼ね合いでフィールドも中五島周辺が多くなります。「有福島の平瀬」「奈留島の黒瀬灯台」「久賀島の折り紙の平瀬」また北風の強い日は椛島の釣場などで一発大物狙いで頑張ります。これらの釣場はいずれも水深があり、宙吊り仕掛けで対応できます。しかし状況によっては遠投も出来るように準備を行っています。餌は撒き餌にウニガラやウニかぶせ(生うにを潰して冷凍したもの)を使いつけ餌はガゼウニ、馬糞ウニを中心にサザエやカニを使っています。